麦酒煉瓦館と門司の歴史|HISTORY

長い歴史を見守り続けて来た門司麦酒煉瓦館

門司麦酒煉瓦館は、大正2年(1913)に帝国麦酒会社として建設され、建設から100周年を迎えました。

大正2年(1913)に帝国麦酒会社として建設されました。
(煉瓦及び鉱滓煉瓦造平屋建で建築面積 950㎡ 延床面積950㎡の広さ。)

当時はサクラビールと銘打ったビールを醸造・販売していましたが、長い歴史のなかで合併や分割を経て、最終的にサッポロビールとして以来、「桜麦酒」『大日本麦酒』「日本麦酒」「サッポロビール」と社名変更、合併、分割と会社形態の変遷をたどりながらも北九州門司の産業を支え続けてきました。

そして平成十二年、大分県日田市に新九州工場が竣工され、九州工場は閉鎖となり、この地における八十七年間のビール製造の歴史に幕を閉じております。

この門司麦酒煉瓦館をはじめ、現在残る醸造棟(年に3回程公開)・旧組合棟(赤煉瓦写真館)・倉庫跡(赤煉瓦交流館)の4つの建物は歴史的価値を認められ国の有形文化財に指定されており、新しい観光スポットとしての開発が進んでおります。

大正から昭和、そして現在へと長い歴史を見守り続けて来た門司麦酒煉瓦館は、懐かしさと新しさに出会うことの出来る場所です。

また、当館の前を通る道は「旧長崎街道」として知られ、江戸時代には参勤交代の際、九州の諸大名の多くがこの周辺の宿場町から本州へ渡っていったとの記録も残っています。

大正から昭和、そして現在へと長い歴史を見守り続けて来た門司麦酒煉瓦館は、懐かしさと新しさに出会うことの出来る場所となっており、各地から観光やイベントでお越しいただく方が絶えない場所となっております。

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